食と健康 厳選10冊

【1冊目】『マンガでわかる「西式甲田療法」』で、外からでなく内から変える医学を知ってみよう。あなたが食べているものは、本当に体に必要なもの?

食や健康に関する本、たくさんありすぎてどれがいいのか迷っちゃいますよね。

イマドキ、医師という肩書だけではとても内容を信用する気にはなれないし、体験談を読んだって自分に合うかどうかはワカラナイ。

 

葉っぱ(@kikaku)は、20代から健康については悩んだぶん、健康に関していろんな本を読んできました。

その中で、どうしても

 

「これだけはみんなに読んで欲しい!」

 

と思う本があります。基準は、

  • 食と健康の知識の基本となる
  • 専門的過ぎない
  • 一人でも多くの人に知ってほしい

と葉っぱが思う本です。

それらの本を

「食と健康 厳選10冊」

として、ご紹介したいと思いました。

とくに食と健康のために読んで欲しいと思う 10冊 を選んでこのカテゴリーに掲載します。

 

健康オタクの人には「常識」の本も含まれると思いますが、もっと広く一般の人にもぜひ読んでもらえればと思いますので、そのきっかけになるようなレビューを書きたいです!

 

健康に悩む1人でも多くの人が、これらの本を読んで自分のカラダを考えなおすきっかけになればと思います。

まず1冊目!ざっくり内容をご紹介。

難病・奇病を患った著者の実体験記。

 

 

赤池キョウコ氏のマンガと甲田医師との対談の2部構成の本で、葉っぱが西式甲田療法を始めるキッカケになった本でもあります。

西式甲田療法に興味がある人には、一番最初に読んでもらいたい本です。

 

甲田医師がお亡くなりになった、2008年に発行された本でもあります。

甲田医師には珍しく、なぜかこの年は共著本を2冊も発行されているんですね。この赤池氏とサンプラザ中野くん氏と。医療とはまったく畑違いのお二人に、西式甲田療法を伝えて欲しいという思いを託されたのかな、なんて思います。

 

マンガは、イラスト作家の赤池キョウコ氏が患っていた難病(潰瘍性大腸炎)・奇病(慢性脱毛症)・慢性病(重症の花粉症)の治療体験記になっています。

 

ある日突然、医者に「一生治らない」と言われた難病を、症状を取るだけの対症療法とクスリの副作用に不安に覚えて、

「このままじゃイヤ!」

という一念で、代替療法をインターネットで探して「西式甲田療法」を見つけて実践!病気を克服するまでの内容です。

 

最初は「ホント~?」と半信半疑ながらも、「シンプルな食事、お金もかけず、自己治癒力で治す」点に強くひかれ、また偶然にも、同じ病気をこの療法で改善した人を見つけられたことが大きかったそうです。

 

対談は、おもに西式甲田療法についての説明と実践の方法・Q&Aなどを甲田医師がお話しています。

 

実体験だけに細かいエピソードも多くて、リアリティが抜群。葉っぱが西式甲田療法を実践し始めてからも、何度も読み直している本です。

 

難病奇病にもかかわらず、とっても明るい赤池氏とキュートな甲田医師のイラストを見るとほのぼのとして、たま~に西式甲田療法がツライと感じるとき励まされます。

他の健康法にはない視点

食事と運動の両方の重要性を、きちんと認めた実理論。

普通の健康法は、たいていコレをやれ、あれを食べろという部分的内容をピックアップして効果を語る内容が多いです。

が、西式甲田療法では医食同源であり、食とカラダは繋がっていて、食事・運動どちらも健康を保つためには必要であり、人間のカラダを総合的にとらえた上での健康・運動療法を提案しています。

 

食事と運動の両方を大切にと述べている本はもちろんありますが、このようにきちんと療法として食事と運動を相互補完的に、かつ具体的に方法を提示して述べている本はあまり他に見たことがありません。

 

葉っぱも腰痛と体調不良を療法とも経験しましたので、どちらも大切なことを痛感しているので、○○を食べるだけで治す!○○するだけで治る!と書いた本は信用しません。

 

そして何よりもスゴイのが、

 

クスリを一切使用しない。←ここが本当にスゴイ!!

自然治癒力を高めて、体の機能を回復

人間のカラダに元々備わっているシステム(自然治癒力)を最大限に利用して、そのシステムを力強く活性化させる食事と運動を続けることによって、カラダの機能を改善させ、病気を根本的に治療・改善することを目指します。

 

では、その自然治癒力を発揮するにはどうすればいいのか。

甲田医師が飼っていた猫が、急に食欲がなくなって動かなくなり、好物をあげてもまったく見向きしなくなったものの、3日ほどしてお尻から膿が出て、その膿が出てから猫がみるみる回復し、その後食欲も復活したという話が例として出てきます。

同じように人間も断食・少食にして空腹状態をつくると、自然治癒力が高まるそうです。

 

甲田医師は、現代医学や栄養学の指導によって日本人が知らず知らずのうちに陥っている「食べ過ぎ」が病気の最大の原因と確信しており、食事の質を極限まで高めて絞り込むことで消化吸収の負担をカラダから減らし、カラダの中に滞留してしまった不要なものを宿便として排泄させることによって、カラダの本来の機能を回復させ、健全な状態へと改善することができると主張しています。

 

現代栄養学の考え方は昭和四十年代から一般に浸透してきましたが、ちょうどそのころから各種の生活習慣病やアトピー性皮膚炎などのアレルギー病が急増しています。カロリーや脂肪、たんぱく質のとり過ぎと、これらの病気増加の因果関係はたいへん濃厚だと私は考えています。(p.035)

 

また、甲田医師は断食博士としても有名で、断食は難病に対する特効薬であると同時に失敗のリスクも高いことを身をもって経験しています。

その経験を活かして、だれでもチャレンジできる半日断食(朝ご飯を抜いた一日二食)や、一日断食(リンゴ断食やすまし汁断食)など、ユニークでリスクの少ない断食を考案してススメています。

これだと、思ったよりもラクに断食にチャレンジすることができます。

考えて見れば…

劇的に変化した食べ物と体の使い方。

現代日本人はほんの100年前と比べても、交通網の発達や電化製品の普及によって、体を動かす機会がめっきり減り、本来使うべき筋力はかなり低下していると思われます。

そしてカラダは動かさなければ筋力はどんどん衰えますし、筋力が落ちると体内の循環も滞ります。

 

さらにカロリー消費が減ってしまったというのに、昔と違ってカラダを動かさなくても食べ物は常に豊富にあふれています。

しかもその食べ物は、一見バラエティ豊かに見えますが、かつて口にすることがなかったような糖質に砂糖を加えたような食べ物だったり、原材料に何が入っているのかもよくわからないような超・加工品だったり、また人によっては大量のタンパク質だったり脂質だったり炭水化物だったりするワケです。

 

そして食べ物本来の栄養は、熱を加えたり、水で茹でられたり、舌触りの悪いところはカットされたりすることによって、わたしたちの口に入るころには大幅に削減されています。

 

知らず知らず、本当に必要な栄養素を捨てて不要なものばかりを取る、偏った食事になっている可能性が高いんですね。

本当に必要なのは、体に備わっている力を高める食事

それを、

生野菜汁(ドロ)・玄米・豆腐・ごま・昆布粉という質の高い食事

で本来必要な栄養をしっかり確保し、

  • 1日2ℓくらいの生水・柿の葉茶(ビタミンC)を飲んで水分をしっかり補給
  • 朝ごはんを抜くことで長い時間胃腸を休め、体の排出力を高める

ことによって、体内がきちんと栄養を吸収し、必要なものを自力で合成し、循環できる食事を提案されています。

 

また六大法則と呼ばれる運動療法は体のゆがみを取るだけではなく、背骨や皮膚・内臓・腸・骨盤・血液の流れを整える効果もあり、健康状態の改善のために必要だと述べられています。

甲田医師は「病気治しはクセ直し」。甘党や辛党、大食、肉ばかり食べるなどの食の偏りや、姿勢や体の使い方のクセなどの悪い癖が病気を招き、それを正すのが西式甲田療法で、正しく実行すればあらゆる病気が治ると話しています。

葉っぱも、これは実践することによって実感しています。

甲田医師の人間力。

そして何よりも、本を読んで感じること。

それは甲田医師自身、幼少期から体調が悪く、阪大医学部時代に現代医学から見放された経験があることや、西式健康法と出会ったのちに、大好きでかつ病気の原因でもあった甘いモノを断つ苦しさを体験しているために、病気や患者さんの心理に対する理解がとても深いことです。

 

西式甲田療法は自分で自分を治す健康療法なので、医者である甲田医師はアドバイスやアプローチ方法は提案できても、それを本人が実践しない限り治ることはありません。

 

きちんと実践して、病気が治った人たちと喜びを分かち合う反面、病院に姿をみせなくなったり、実践できずに病気を悪化させてしまったさらに多くの人たちを見ていらっしゃるからこそ、この西式甲田療法で治ることを知ってもらいたいという思いを感じます。

 

その、患者さんの病気を治したいという強い思いは、最近のお医者さんからはあまり感じることがないように思います。少なくとも、葉っぱが今まで行った病院にはいなかったように思います。

 

病気の結果である症状ばかりを見て、その原因である人間やカラダを見ていないお医者さんがとても多いように思えて仕方がありません。