ブックレビュー

実用書レビュー:『決定版 あなたも必ず上達できる! プロのデザイナーになるための本』でデザインの基礎知識をサクッと学んでしまえ!素人ほどおススメの本です。

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毎日「頭を良くしてください」と神様にお願いしている、葉っぱ(@kikaku)です。

 

じつは現在、ブログ飯で有名な染谷昌利氏のオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」に参加しております。

そのサロンのギガ盛りUnlimited経由で今回、ソーテック社様より『決定版 あなたも必ず上達できる! プロのデザイナーになるための本』を献本して頂きました。

どうもありがとうございます!
なので、さっそくサロン経由の初レビューを書かせていただきますね♡

この本は、葉っぱのような、

●デザインとはどういうものなのか、とりあえず知りたい

●印刷・出版物にざっくりと興味がある

という人向きです。

もちろん、ガチでデザインを学びたいプロ志向の人にもおススメですが、
べつにプロを目指すワケではないけれど、デザインって具体的にどういうこと?印刷物や出版物について知識が欲しい!という素人の人にこそ、特におススメしたい本でした。

 プロのデザイナーになるための本だけど、プロじゃない人ほどおススメしたい

まず読んで思ったこと。

「レビューにこの本選んで良かった」です。

デザインの基礎知識もついて、レビュー書くにもばっちりな本でまさに一石二鳥。

葉っぱは、じつは時折りイラストレーターでもありまして、たま~に仕事をしています。

絵の学校なども通いましたが、イラストレーターをやるには、なかでも印刷物や出版物に関わりたいと思うなら、じつはデザインの知識もベースとして必要。

そういう知識を教えてくれる学校に入ればいいのですが、そうでなければ自分で勉強するしかありません。

そういう、デザインを本業にするわけではないけど基礎知識として学んでおきたいという人に、ピッタリの本なんですね。

何故なら…

分かりやすくて、読みやすくて、必要なことがよくまとまっている。

からです。

デザイナーを目指す人はどのみちガチで勉強するわけなので、多少内容が専門だろうが退屈だろうがしっかり読んでがんばれ!としか言えませんが、そうでない人には何よりも、
わかりやすさが一番!ですよね。

実用書なんだから、知りたいと思うことが読んでわからないと、意味がないです。

葉っぱもまれに、ちゃんとデザインを勉強しておこう!などと意識高く何冊か本を借りたりしましたが、最後まで読めたことがありません。

何故なら…

 

途中で飽きちゃう!(;´Д`)

 

実用書って、丁寧に丁寧に説明が書いてあればあるほど、つまんない。

なるほど!と最初は意気揚々と読んでいても、そのうち飽きてくるんですよね「説明」に…。

仕事に必要なんだからちゃんと読め!ってカンジですが、ダメな人間は、自分の将来のために…とか高尚なことを考えてみても所詮ダメなんですね。今必要じゃなければ、最初のヤル気もどんどん削がれていく。

そういう人でも、この本は大丈夫なんです!

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 この本は、親切と分かりやすさでできている♡

基本、この本では見開き2ページで物事を説明しています。

つまり、葉っぱのような集中力低い系の人間でも、大丈夫。

章立ても、事前知識から環境整備、文字、図版、色、印刷、ソフトウェア、デザイン料・著作権に、カラーチャートのおまけまで!

そして、ビジュアルで説明をすることにとても力が入ってる!

本によっては、ビジュアルでさらに分かりにくくなるという悲しき事例もありますが、この本のビジュアルは説明がお上手です。

ビジュアルでバーンと視覚的に分かりやすくした内容を、文章で補足する形なので、読んでいても説明と図版のバランスがとてもよく、文字が多すぎて「うっ…頭痛が…」とはなりません。

基本、見て理解することにポイントが置かれているので、とても分かりやすい!
スキあらば眠くなる葉っぱみたいな人間でも、ちゃんと意識が保てるように作られています。ありがたい。

そして、何よりも具体的。

実務レベルでデザインの仕事を想像できるように、とても具体的な事例で丁寧に説明してくれているのでものすごく理解がしやすいのです。

例えばChapter1-1の「デザイン制作前の準備:①データのやり取り1」にあるような、イラストレーター、クライアント、カメラマンのパソコンスペックやネットの環境がさまざまだというような話は、実務レベルでないとなかなかわからない話ですよね。

こういう、知っていると当然でついつい説明がオロソカになりがちな部分を、とても的確に切り出して具体的に説明している、いい本だなぁと思いました。

こういう切り出しも、細かすぎると伝わりにくくなるし、大まかすぎるとざっくりして抽象的になってわかりにくくなってしまうんですよね。その点この本はバランス感覚抜群。

そして、ちょこちょことポイントに入っているイラストとセリフが、さらにわかりやすさを促してくれます。本のナビゲーターですね。ちょっとしたコツなども教えてくれます。

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本当に実用書では、こういうイラストが重要なつなぎの役を果たしてくれます。あるとないとじゃ、親しみやすさが段違いです

 あえて弱点をあげるなら…

惜しむらくは2012年初版発行のため、読んだ2018年現在ではややソフトやデータ入稿についての情報が古いかなぁ…というところでしょうか。

Illustrator もPhotoshopもCCになって数年経ってますし、インターネット環境がADSLはもうさすがに現場ではないかな?

もちろん内容的には十分通用してると思いますが、読むときの印象がやっぱりどうしても古くさく感じてしまう。古い情報は載ってても知識としていいですが、新しい情報もそろそろ欲しいところです。

自分がバリバリの業界人でないので現在の主流がどうかは分からないので、あまり適当なことを言っても仕方ありませんが、2017年に四刷がでてる本ですから、そのうち改訂版が発行されるといいなぁと思います。

デジタル革新の早い時代、なかなか対応が悩ましいところだろうとは思いますけど…。

 

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デジタル出版が紙の出版を抑える時代とはいえ、印刷物や紙の本はなくなることはありませんから、この本はデザインの基礎知識の教科書として長く愛されるべき本だと思います。

デザインの基礎知識をシンプルにかつわかりやすく説明してくれる、本当に良書でした♡