ブックレビュー

実用書レビュー:『販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書。』で、ムダなお金をかけずにネットで盛り上げる6つの方法について学んでみる。

『販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書。小さな予算で最大限に知名度と成果を上げる6つの宣伝術』ブックレビュー

繁忙期の手伝いに呼ばれた金融の単発のお仕事で、なぜか牧歌的に封筒のハンコ押しをさせられている葉っぱ(@kikaku)です。

忙しくなるハズが空振りする。よくある「派遣あるある」ですね。

時給は同じなのでいいんですが、久しぶりのオフィス勤めなのに肩透かしをくらってちょっと残念(;´∀`)

 

 

さて、葉っぱはブログ飯で有名な染谷昌利氏のオンラインサロン「ギガ盛りブログ飯」に参加しています。

この度、ギガ盛りUnlimited経由でエムディエヌコーポレーション様より販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書。小さな予算で最大限に知名度と成果を上げる6つの宣伝術を献本して頂きました。

ありがとうございます!

この本は、

  • 限られた予算内で、知名度と成果を最大限に上げたい!
  • 今のリアルな販売促進やPR・プロモーションの宣伝方法を知りたい!
  • これをネットで盛り上げたい!

という人向けの本です。

こんな「いいもの」作ったけど、これを盛り上げるためにはどうすればいいかな?

と考えている、企業の広報担当者がターゲットでしょうか。

 

でもフリーランスなら個人でもプロモーションの知識もあったほうがいいと思い、読んでみました。

プロモーションについては素人ですが、葉っぱなりにレビューしてみたいと思います。

この本について、内容をサクッとご紹介。

情報発信の必要性

「はじめに」で著者の染谷さんが書いています。

いまの世の中は二極化が進行しています。

ごく一部の売れる商品と、まったく売れない商品。

知名度が低くても一部の熱狂的なファンに愛される企業と、TVCMを流してもまったく認知度のあがらない企業。

その差は、一体どこにあるのでしょうか?と問います。

 

さらに現在は無料化や低価格化が一般化しているため、過去には高価だったものもいまは無料に等しくなっており、時代は大きく変わっているといいます。

 

そのような

「あたりまえのレベル」

が上がっている世の中では、自分に一番いい商品サービスを求める顧客に、

  • 情報を届け
  • 興味をもってもらい
  • 購入する理由

を明確に提案しなければいけません。

 

これは本当にそうですね!
人の好みがこれだけ多様になっている時代には、うまくターゲットに自分の情報を届けて、興味をもってもらった上で、収益につなげることがとても重要だと思います。

 

そのために必要なのが、

情報発信力』!

その情報発信するためのWebプロモーション戦略の紹介がこの本の内容となっています。

Webプロモーションの6つの宣伝術

CHAPTER1で、Webプロモーションについて説明のあと、

  1. ランディングページ
  2. リスティング広告
  3. SNS・インフルエンサーマーケティング
  4. アフィリエイト・ブロガーマーケティング
  5. オウンドメディア
  6. ポータルサイト・Googleマイビジネス

という6つの宣伝術の、具体的な手法について説明されています。

葉っぱ的にはここ1年半くらいで知ったような言葉ばかりです。ブログやSNSをやるようになってはじめて身近になった言葉が多いです。

 

著者は、染谷昌利氏をはじめ池田益己氏、戎井一憲氏、鈴木利典氏、敷田憲司氏、田美智子氏、藤村能光氏による7人で、実践経験が豊富なWebマーケティングのスペシャリストの方々の共同執筆となっています。

『販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書。小さな予算で最大限に知名度と成果を上げる6つの宣伝術』ブックレビュー

各チャプターの、気になったところをピックアップ。

葉っぱが読んで、気になったところを各チャプターごとにピックアップしながら、ポイントを紹介してみたいと思います。

「CHAPTER 1:Webプロモーションとは」より

現代は物も情報も溢れています。いくらよい商品やサービスを生み出しても、そのよさを適切に伝えなければお客様に届くことはありません。

検索するためのキーワードとなる情報が伝わっていなければ、顧客は見つけることもできません。

本当にそのとおりですね。提供する側も求める側も、見つけるための手がかり=キーワードが必要なので、その情報を適切に届けなければお互いに見つけることができません。

それがWebプロモーションの手法を使うと、小回りが利くうえによりよい手段を試すのが容易とのこと。

なにしろWebプロモーションのメリットは、

1.少ない予算からスタートできる
2.成果が数値で管理できる
3.データ検証と改善が容易

だそうです。
確かにほかの媒体では、成果を数値で明確に測ったりするのはむずかしそうです。

「CHAPTER 2:ランディングページ」より

ランディングページとは、一般的には特定の商品やサービスを売るために作られた専用のWebページのこと。

余談ですが、先日短期間でしたがテレマーケティングの仕事をしたときに お客様からの申込は、あらかじめ送っているメールにVIP専用の申込リンクがあるのでそちらをご案内するように と指示があり、そのリンクをランディングページというと話を聞きましたが、これのことですね。

その仕事は某大手企業のイベントのご案内だったのですが、ランディングページはそのイベントのVIP顧客専用の申込ページになっていました。

ランディングページは、むしろ作った後が重要なのです。

ユーザーの流入元やコンテンツ内のリンクやボタンのクリック(orタップ)率、コンバージョン数などを計測し、アクセス解析までしっかり行う。その上で改善策を考え出して実践していくことこそが肝要

で、確実にランディングページの改善に繋がる施策だと述べられています。

あの会社もしっかりアクセス解析やったんでしょうか。いまごろ気になりました。

「CHAPTER 3:リスティング広告」より

インターネット広告では1ヶ月あれば、それなりの効果測定が精巧に実行可能で、導線、商圏、利用デバイス、男女比、年齢構成など、ターゲットユーザーのアップデートに必要な情報も得られます。

ここは、本当にすごいところですね。普通に考えて、利用しない手はないと思います。

しかしインターネット広告は企業自ら出すことができるものの、最初は広告事業者にお願いする場合が多いそうで、その際の業者の選び方のポイントがしっかり書いてあります。

「CHAPTER 4:SNS・インフルエンサーマーケティング」より

このチャプターではSNSの種類と効果の説明をはじめ、ブロガー・インフルエンサーへの情報発信の依頼について、SNSでのコミュニケーションの取り方、バズや炎上、コミュニティ運営まで書いてあります。

このあたりは立場は違えど、ブログやSNSを利用して発信している側にも参考になるような話が多いです。

 

個人的には、一過性になりがちなSNS系のインフルエンサーよりも、検索エンジンからじっくりとアクセスを呼び込むことを得意とするブログ系のインフルエンサーに協力してもらう方が、効果が長く持続するのでおすすめです。

 

いまや、インフルエンサーが広告代理店に所属しているという事実に葉っぱはちょっとビックリΣ(゚Д゚)でした。

「CHAPTER 5:アフィリエイト・ブロガーマーケティング」より

ブログでもよくお世話になっている、アフィリエイト広告についてのチャプターです。

アフィリエイトに向いている商材・サービスについて、予算、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の選び方、効果検証や不正PPCなどについても書かれています。

不正PPCでは、本来は発生しないはずのアフィリエイト広告費用が発生しており、余分な広告コストを発生させている可能性もあります。

不正PPC(Pay Per Click)とは、悪質なアフィリエイト手法のことです。

こちらについては、同じサロン仲間の土橋一夫氏が不正PPCアフィリエイトサイト検知システム「ストリクスの運営をされていますので、ご参考までにリンクを貼っておきます。

不正PPC検知システム:ストリクスストリクス」 不正PPCアフィリエイトサイト検知システム

 

「CHAPTER 6:オウンドメディア」より

オウンドメディアはインターネット上の自社webサイトやブログなど、自社で100%運営できるメディアのことで、このチャプターでは活用事例やメリット・デメリット、拡散方法などが書かれています。

メディアへのリピーターが増えると、仕事の受注人材採用にも効果があらわれて企業のブランド強化にもなるという、ある意味最高のプロモーションですね。

 

運営し続けることで、数百人の営業担当以上の活躍を見せてくれるのがオウンドメディアの魅力でもあります。

 

これがWebプロモーションの中で、一番効果が高いのではないかと葉っぱ的には思いましたが、良質なコンテンツを継続して提供し続けるというところが何よりも難しいところですね。

「CHAPTER 7:ポータルサイト・Googleマイビジネス」より

グルメサイトのようないわゆる業種ポータルサイトについて、またいまや登録必須のマーケティングツールというGoogleマイビジネスについて紹介されています。

いまや、Googleで検索すると普通にでてくるナレッジパネル。

こういう仕組みになっているんだと知って面白かったです。

 

 

葉っぱ的にこのチャプターで一番興味をもったのは「ゼロクリックサーチを知っていますか?」のコラムで、

Googleのお膝元、アメリカのWebマーケティング専門家やSEOの専門家の間で「ゼロクリックサーチ」、もしくは「ノークリックサーチ」という言葉が使われはじめています。

このパラグラフからはじまるコラムがちょっと面白かったです。

今後のGoogleの検索結果表示がどのように変化していくのか、とちょっと興味をそそられました。

 

以上、勝手に気になるところをピックアップさせていただきました。

もし興味をひかれるところがありましたら、ぜひ本を読んで詳細を確認してくださいね。

レビューまとめ

企業の広報やマーケティング担当向けの内容なのだと思いますが、ブログ発信者にとっても大いに参考になるような内容だったと思います。

企業側がこのような狙いをもって、アフィリエイトだったりWeb広告を出稿してマーケットを分析しているということを知るという意味でも、いい機会になった本でした。

 

葉っぱ的には、どの記事をどの人が書いているのかをはっきり記名式にしてくれたほうが、もうちょっとそれぞれの著者の意図が読みとりやすかったかなと思いましたが…。

 

企業も個人も、今後はますます企画力や発信力が必要になっていると、改めて思いました。

同じ広報業務を担当しても、ブログやSNSなどを経験している人としていない人では、同じこの本を読んでも理解力に差がでるように思ってしまいますね。

 

ふだん読まない分野の本だったので、葉っぱ的にはとてもいい勉強になりました。
このレビューが興味ある方のお役に立てば、幸いです(^-^)