食の断捨離

【食の断捨離・基本編】あなたの食生活をみなおすための8つのステップをご紹介。現代は「食」と賢くつきあえるかどうかがあなたの健康を左右する!

食の断捨離・基本編

西式甲田療法をベースに食の断捨離を実践して、もうすぐ2年の葉っぱ(@kikaku)です。(脱線もしょっちゅうですが…(-_-;))

 

今回は、そこまではやらなくても食生活を少しでもよりよいものに変えていきたいと考える人への基本ステップとして、だれでもチャレンジ可能な食の断捨離・基本編をご紹介します。

「食の断捨離」が必要なワケとは?

現代の食生活は、一見ゆたかに見えますが栄養の面ではムダな食べ物が多いことをご存知ですか?

同じ茶碗1杯でも、食べるものの差は明確にある。

たとえば、普通に毎日食べている白米。同じお茶碗1杯を食べるとしても、玄米ならたくさんのミネラルやビタミンその他の栄養素がとることができます(完全食ともいわれる発芽玄米にすれば栄養も吸収力もさらに高くなる)。

しかし、白米だと同じ栄養をとるためにはさらに追加でおかずが必要となりますし(その分食べる量が増え胃腸の負担も増えてしまう)、GI値が高いので(白米84に対し発芽玄米51)血糖値を急激に上げるうえに脂肪にもなりやすい、という欲しくないオマケももれなくついてきます。

本当は食べられる栄養価の高い葉や皮まで捨ててしまっていませんか?

野菜や果物は、まるごと食べればとれる豊かな栄養も、食べやすさやおいしさばかりを考えて調理やカットしてしまうと、同じ食品を材料に使っても含まれる栄養がまったく違う食べ物になってしまいます。

ホールフード(一物全体)、つまりできる限り自然に近い形で食べ物を「まるごと」食べるのが、地球上の生物の1種である人間にとって一番理想的な栄養の取り方です。

 

たとえば塩や砂糖のような天然に近い形で食べれば問題のない食品も、精製されて本来持っているミネラルの大部分が失われてしまうことにより、体に悪影響しか与えないような物質に変質してしまいます。

時間を節約する代わりに、失っているモノ。

便利なので、忙しいときについ利用しがちな加工品や超・加工品。

たとえば加工品のなかで比較的変化が少ないように思えるカット野菜でさえ、カットした時点で多くの栄養が失われていくうえに、いつまでもみずみずしく見せるために「クスリ」でジャブジャブと殺菌したり、お水に長時間さらされることによってさらに栄養がなくなっています。

 

さらに超・加工品と呼ばれる温めるだけのレトルト食品や、お湯を注ぐだけといったインスタント食品は、加工の度合いが増えるほど、もとの食品に含まれていた本来の栄養は加熱や調理の過程で失われ、その代わりに味を補うための食品添加物が山ほど添加されています。

失うものは食べ物の栄養ばかりか、その代償はあなたの体が知らないうちに支払わされています。

食べれば食べるほど、発揮できなくなるカラダの本来の機能。

そして現代人のほとんどは、いつでも手軽に食べ物が手に入るため胃腸が休まらず、間食を含んだ1日3食以上の食事で食べ過ぎの状態になっています。

 

食べ過ぎると体内のシステムが消化にかかりきりになり、メンテナンスや有害物質を排出するための機能が働く余裕がなくなるため、その状態が長く続けば病気を発症する確率が高くなります。

 

逆にいえば、食べる量をきちんとセーブし、有害な食品添加物をできるだけ控え、口に入れる食品を厳選した「少数精鋭の食事」をすれば、健康への近道になるわけです!
かんたーん!?

 

いえいえ、そこが一番難しい…(-_-;)

 

実践のためにどのような方法があるのか、8つのステップでご紹介します。

食を断捨離して、少数精鋭に変えるための8つのステップ

ここでは、この断捨離が必要な理由とその代わりについてざっと説明します。

各ステップについての詳細は、また改めて記事にしていきますのでそちらを参考にしてくださいね。

ステップ1:白い炭水化物は、茶色の炭水化物にチェンジ!

茶色の炭水化物

白い炭水化物(白米、小麦粉など)は、GI値が高く急激に血糖値をあげてしまう体に悪い食べ物というエビデンスがすでに各研究で明確に発表されています。

できる範囲からでいいので、白い炭水化物をさけて茶色の炭水化物にトライしてみましょう。

  • 白米に雑穀やもち麦を加える、週1回の玄米ごはんから始めてみる。
  • パンを全粒粉やライ麦パンに変える。
  • パスタは全粒粉やモロヘイヤパスタにする。
  • うどんはやめてそば(二八そばもしくは十割そば)にする。
  • モチは玄米モチにする。

など、いろいろ方法はあります。

ただし市販品はまがい物も多いので、食品ラベルをしっかりチェックして何が一番多く入っているかを確認しながら選ぶといいですよ。

ステップ2:料理に砂糖は使わない・砂糖が入った食べ物をできるだけ遠ざける。

砂糖たっぷりの甘いもの

日本が誇る和食の残念な特徴として、砂糖を大量に使うという欠点があります。砂糖が多く入れば入るほど、保存期間が長くできるという利点があるからです。

 

知っていましたか?お砂糖って、賞味期限がありません。湿気たりしない限り腐ることもありませんし、虫が入っても、脱水して虫が死んでしまうんです!

三井製糖ホームページ 商品に関するよくあるご質問
「お砂糖の保管・保存方法」PDF 

 

そのほかにも、お砂糖にはコクをだしたりテリをだしたり、美味しくする魔法があります。

ですが、その魔法の力は体にはあまりよくないのです。特に単糖類は腸内細胞の働きを妨げる働きを持っていることが最近の研究で発表されています。

 

砂糖を使わなくてもたいていの煮物はじつは美味しくできますし、そのほうが野菜の本来のおいしさを味わうことができます。

 

どうしても甘味が必要であれば、白砂糖の代わりにミネラルてんさい糖や黒糖やハチミツを使いましょう(ただし、マヌカハニー以外のハチミツは生で食べないと健康の効果なし)。少量であれば本みりんを代用すれば、ちょっとしたコクや甘味を出すことができます。

 

えー、黒糖やハチミツなんて、高くて料理にたくさん使えな~い!!

 

って思ったならそれ、正解です。高いのでもったいないから、あまり使わないようにするというプラス効果が望めるかも?

 

むしろ安い白砂糖を大量に使用することは、体にとっては嬉しいことではありません。精製された白砂糖は「白い麻薬」とも言われているように常習性や依存性が高いのです。

 

安い白砂糖は、思い切って台所からご退場願いましょう。

 

砂糖を使った甘いお菓子も、週1回の楽しみにするなど極力減らしていくことがおすすめです。甘いもの好きには、なかなか難しいですが…。

ステップ3:塩は精製塩ではなく、天日塩に変更。

天然塩

高血圧の原因としてよくあげられる「塩」ですが、じつは体に悪い影響を与えているのは「精製された塩」であって、塩自体は体の大切なミネラル源です。むしろ元気の素!

塩は本来のミネラルを含んだ、自然に近い天日塩に変更しましょう。

 

少しとり過ぎても、天日塩なら問題ありません。

ステップ4:醤油・味噌・みりん・酒などの調味料は、ニセモノではなく本物を使う!

本物の発酵調味料

1ℓ198円の醤油と1000円の醤油。同じ醤油と思ったらじつは大きな間違いだったりします。

同じように味噌やみりんやお酒も、同じ使うなら本物の調味料を使いましょう。ラベルを見て、カタカナや台所でみたことのないものが書いてあればニセモノです。

 

本物の調味料ならラベルの記載は、米・大豆・食塩、などとてもシンプルです。

健康にいい効果を与えてくれる日本古来の発酵調味料とは、本物の調味料のことです。ニセモノの調味料を使っても効果はありません。

おいしさもまったくちがいますよ!

ステップ5:だしの素・めんつゆは使わずに、水出汁を常備する。

つい頼ってしまいがちな「だしの素」や「めんつゆ」。
食品ラベルをよく見れば、ほとんど科学的な合成物でしかないことがよくわかります。

「出汁」といえば、思い浮かべるのはカツオ節、コンブ、しいたけなど。

 

それが本来正しい出汁です!

 

とはいえ、味噌汁をつくるたびに出汁をとるのも大変だし、醤油をつかってめんつゆを自作するのもメンドクサイ。

 

そういう場合は水出汁を常備しておけばラクちんです。冷蔵庫で1週間くらい常備できるうえに、めんつゆ替わりにも、お味噌汁の出汁にも、お料理にもなんにでも使えて便利です。

ステップ6:生で食べる食品を増やそう。栄養価の高い葉や皮なども積極的に利用。ベジファも有効。

食事に必ずナマモノを含めると、加熱食では失われている体に大切な酵素がたっぷりと摂取できます。生きている食べ物にはまだ生命力が残っているんですね。

おやつの代わりにくだものを食べたり、食事のときには生野菜を積極的に食べましょう。

 

ですが、消化力が弱い人は生野菜をたくさん食べると胃がもたれたりすることも。その場合はスロージューサーでジュースにしてとるか、ハンドミキサーでスムージー(ドロ)状にして食べるのがおススメです。

 

この方法だとふだん捨ててしまいがちな口当たりの悪い皮や根ッコ・葉っぱなど、本来野菜が持っている栄養価の高い部分も一緒に食べやすくなります。(野菜によって食べられない部分もありますので、そこは食べちゃダメですよ!)

味がツライ場合は、リンゴやレモン、ひとつまみのお塩などをプラスするとだいぶ食べやすい味になります(笑)

 

生の酵素をしっかり摂取していると、そのうち生野菜もバリバリ生で食べられるくらいに胃腸が元気に変わってきます。

 

野菜を食事の最初に食べるベジタブルファーストも、血糖値を上げないために有効です。

ステップ7:乳製品はモウいらない。マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸が入ったものは買わない。

カルシウムのとり過ぎは、逆に骨粗鬆症を招いてしまうのはもはや有名な話。

牛乳は飲まないという人も、チーズやバター、ヨーグルトやケーキ、アイスクリームなどで意識せずに摂取している人は多いと思います。完全に抜くのは難しくても、トータルで考えて極力摂取量を減らすほうがおススメです。

 

ただし、健全な細胞の活動を破壊してしまう人工のトランス脂肪酸が入ったマーガリンやショートニングは「食べ物」のリストから排除するべきです。安く大量に使用するために、人工的に作られた不自然な食品だからです。

食べるプラスチックとも言われる人工のトランス脂肪酸は、体の細胞の正常な活動を妨げてしまいます。

世界的にはすでに規制されているのに、残念ながら日本では幅広くパンやお菓子類に使用されていますので、食品ラベルをよくチェックして必ず避けるようにしましょう。

ステップ8:食品添加物をできるだけ避ける。

先日『食品の裏側』のブックレビューを書いたときに思いましたが、結局病気にならない食生活を送るには、市販されているほとんどの食品に入り込んでいる「食品添加物」をできるだけとらないようにすることにつきます。

食品ラベルをしっかりみて、

台所にないもの = 食品添加物

が入っている食品をできるだけ避けるようにしましょう。

 

ここがクリアできれば、あとは適度に運動を行っていればそんなに健康に大きな問題はでないのでは?と思いますよ!(体内に毒のツケがそんなにたまっていなければ…ですが)

 

なるべく食品添加物をとらずに、なおかつ体内に入ってしまった有害なものを排出するデトックスパワーの高い食品(玄米や豆・イモなどの食物繊維)を積極的にとることが、健康的な食生活につながります!

まとめ

いかがでしたか?

 

「めんどくさ!!」のひとことですね。ほーんとに。

 

日本が便利にお手軽にと日々まい進してきた結果、わたしたちの食べ物はもはや何でできているのかわからない加工品や薬品漬けへと変化してしまいました。

 

これだけ医療や衛生環境が整っているのに、病人が増える一方なのがその証拠といえるのかもしれません。

 

もうそろそろ、安くて美味しいだけの食べ物を考え直してもいいのではないでしょうか。同じ一口を食べるなら、丁寧に作られた、体にいい、栄養が豊かな食べ物にしたくありませんか?

 

きちんとした食事をするなら、ま・ご・わ・や・さ・し・い食事がおススメです。

  • ま:豆類
  • ご:ごま
  • わ:わかめなどの海藻類
  • や:野菜
  • さ:魚
  • し:しいたけなどのきのこ類
  • い:芋類

きちんとした食事はとても手間がかかります。

 

でもそんな時間も余裕もないという人には、西式甲田療法がおススメです!何と言っても数ある食事制限食で一番シンプルで簡単!

自然の滋味豊かさを、ほぼそのままいただく食事です。

玄米・生野菜(葉野菜・地の野菜をジュース・スムージーで)・豆腐(大豆製品)・ごま・コンブ粉

食事の手間もほとんどかからず、しかもヤセて健康になります。台所も汚れません!
ま・ご・わ・やまで揃っています。

 

「これだけじゃあ…」

という人は、これをベース食として自分の好きなものをさ・し・いから1・2品追加するのもいいですし、昼ごはんだけ、週に2回だけ実行してみても、体への効果ははっきりわかります。

 

体にいい食事8割・楽しみのための食事2割と考えて、たまに実践してみてはいかがでしょうか。