西式甲田療法って?

葉っぱ(@kikaku)です。

葉っぱが「自然派」実践のベースにしている「西式甲田療法」について、知らない人もいらっしゃると思いますので、このページにて手短に説明します!

細かい説明については、また別ページにそれぞれアップしたいと思っています。

 西式甲田療法って、ざっとこんな感じ

西式甲田療法」は、大阪大学医学部出身の甲田光雄(こうだ みつお)医師(1924-2008)が、その師匠ともいうべき西勝造(にし かつぞう)氏(1884-1959)が考案した「西式健康法」をもとに指導した、食事・運動療法です。

すでに10年も前に亡くなった人の話?
と思うかもしれませんが、いまでも本は売れていますし最近はミニマリストの間でも有名です。ブログなどを検索しても「じっさいに治った・改善した」という報告の多い療法です。

葉っぱは、「体をなるべく自然ないい状態へと戻すことで、体の力をとりもどす」健康法だと思います。

おススメしている食事や運動など

ざっと述べると、

  • 朝ごはん(もしくはどこか1食)抜きの1日2食 ⇒ 少食にするため
  • 玄米生菜食(プラントベースのホールフード推奨) ⇒ 少ない量で栄養確保
  • 水または柿の葉茶を1日2リットル以上飲む ⇒ 体内の循環を改善
  • 断食 ⇒ 体内のそうじ

を、すすめており運動については西式健康法の4種類の運動である

  • 毛管運動(もうかんうんどう) ⇒ 血液循環の向上
  • 金魚運動(きんぎょうんどう) ⇒ 背骨の狂いの矯正
  • 合掌合蹠(がっしょうがっせき) ⇒ 足脚のゆがみの矯正
  • 背腹運動(はいふくうんどう) ⇒ 背骨・血液循環他の矯正

を、すすめています。その他に

などをすすめています。

西式甲田療法の目的

これらによって、人間に本来備わっている自然治癒力を高め、

  • 背骨の歪み
  • 宿便(体内の不要物)の排除
  • 血液の循環

を正常に導いていくことで、

「皮膚」「栄養」「四肢」「精神」

を正し、現代人の健康の問題を取り除くことを目指します。

西氏と甲田医師がめざしたもの

部分的に病状をとらえる西洋医学と違って、総合的な考え方をしている健康療法なんですね。

というのも、西氏も甲田医師も幼少から身体が弱く、お二人とも若い時点で当時の現代医学に見放されてしまった、という経験をされています。

そのため西氏は医者ではなく土木技師でしたが、7万3千以上の文献を読み独自の理論を裏付けして確立しました。(インターネットがない時代ですよ)

 

甲田医師は医学部在学時に医者に見放されたあと、民間療法の断食療法と西式健康法に運命をかけ、病気を克服。

その経験と治療を他の患者さんに活かすために大阪八尾市に甲田医院を開業され、難病の方を中心に臨床にてたくさんの方々の病気を改善されました。

  西式甲田療法はマイナスの栄養学

「食べ過ぎ」と食べ物の「質」に着眼

この健康法の、一番の特徴は「マイナスの栄養学」であること。

葉っぱも20代から健康情報はわりとチェックしていましたが、「あれが足りない、これが足りない、だから〇〇を取りましょう」の話がほとんど。(TVはスポンサーの関係もあります)

 

しかし、西式甲田療法では食事については、朝食抜き腹七分目以下の徹底した玄米生菜食、しかも超・少食と呼ばれる低エネルギー食(1日1600カロリー以下の食事)をすすめていることで知られています。

 

つまり、現代人の「食べ過ぎ」と食べ物の「質」に着眼し、少食や断食をすすめているんですね。

 

げ!
腹七分目の食事で満足なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ、それが出来てたら太らないし!

と思うかもしれませんが、まあ、落ち着いて聞いてください。

 

カロリーは間違いなく少ないですが、すすめられている食事量はじつは「全然多い」です。まともに食べたらお腹いっぱいで、え?腹七分目って?どこが少食?って思います。

それに食事を変えることで、じつは、食欲もコントロールできるように変わってきます。これについては葉っぱの体験談を参考にしてください。

玄米菜食ではなく、玄米「生」菜食

そして玄米生菜食。

って、ああ、よく聞くよね。…って思ったあなた、違うんです。

 

玄米菜食です。

 

玄米と生の野菜を食べること、しかもなるべくホールフードで。ここがじつは、とても重要です。お米も精米された白米ではなく、玄米でまるごといただきますし、野菜も食べられるところはなるべく、皮や葉もついた状態でいただきます。

何故なら、ふだん私たちが捨てているところのほうが、じつは栄養価が高かったりするからです。現代人は味や食べやすさを追求した代わりに、栄養を大量に捨ててしまっているわけです。

 

なので、なるべく加工されていない自然の状態に近い状態の食べ物、身体に負担がかからない食べ物を取ることによって、本来の食べ物が持っている栄養を摂取すること・体の消化機能にラクにさせてあげることが目的になります。

代謝の異常を引き起こすのは何故?

甲田医師は、ほとんどの体の問題は「代謝の異常」から起こっていると考えていました。

 

現代人は偏った食事や不自然な食べ物を大量に取ることで、本来必要な栄養が不足している状態。なのに、消化処理や内臓ばかりに負担をかけてしまう食べ物ばかり取ることによって、身体に問題が発生してしまうことが多いと考えていたようです。

 

特に動物性タンパク質(なかでも4つ足の動物性タンパク質)は、栄養価は高いかもしれませんが、消化にものすごくエネルギーを使います。

 

一人ひとり、頭の回転や運動能力がそれぞれ違うように、消化能力も人によってさまざまなので、自分にあった量を見極めることが大切だと本では述べられています。

少食や断食の効果

そして、朝ご飯抜き。これは食事を食べてから18時間以上の空腹時間をつくることで、腸の運動を活発化する効果を狙ったものなので、朝が一番適しているとのことです。

 

そして、最大の効果を生むのが、断食です。

 

といっても普通の人になかなかできるものではありませんが、朝食抜きの一日2食の生活を「半日断食」と呼んで、継続することによって、断食と同じような効果を得ることができると、すすめています。

なおかつ、月に2回程度の1日断食を行うとさらに効果があると述べています。

その断食も、本当になにも食べない本断食は失敗することも多いという理由で、りんご断食や、寒天断食、すまし汁断食など、ユニークな断食方法を編み出して、ムリなく反動の少ない断食を行うことをすすめています。(注:ただし、3日以上の断食は必ず専門家のもとで行うこと)

 

で、結果、出すこと。う〇ちですね。

 

これを甲田医師は非常に重要視していたようです。

カゼをひいたら、かぜ薬。あたまが痛いときは、頭痛薬。それってホントに身体のため?

体の免疫システムを生かすには

西式甲田療法では、基本、下剤であるスイマグ(水酸化マグネシウム:非刺激性の便秘薬)くらいしか、クスリを使いません。

難病治療でクスリを常用されていた患者さんには、西式甲田療法による指導を行うとともに、様子や経過をみてクスリを減らしていくことをすすめられていたようです。

 

人間は、生き物なので、本来自分で自分を治すための機構がある程度、備わっているんですね。

 

カゼをひくのは、季節の変わり目に身体を変化させて、次の季節に備えるためでもあります。熱がでるのは、熱を上げて体内の免疫機能をアップさせる目的です。痛みは、身体に悪いところがあるというサインです。

それを症状が不快だからという理由だけで、封じ込めることは、身体の本来の正常な機能をむりやり止めてしまうことにもつながります。

それがどのような結果を招いてしまっているかは、衛生環境が整っているのに病気が蔓延している現状を見るとわかるような気がしませんか?

体質改善には西式甲田療法が向いている

現代医療でも、病気をすべて治すことはできません。
西式甲田療法もすべての病気を治せるわけではありません。
が、それぞれ、得意な分野があると思います。

 

自身の体験から、体質改善には断然、西式甲田療法のほうが向いていると葉っぱは思います。

 

甲田医師は医者ですので、西洋医学の限界もよく分かっていらっしゃったのではないかと思います。なので、西洋医学を修めたあとも、東洋医学や栄養学、腸内細胞についてもなお勉強を続けられたそうです。

 

食事や運動である程度の不調が改善されるなら、それにこしたことはないですよね。

この療法は、生き物としての人間の本来の機能を取り戻すことによって、身体の生命力を引き出す健康法だと思います。

自身の体験をもとに、患者の病気を改善することを考え抜いた二人の日本人の知恵を、このまま失ってしまうのは、とてももったいないことだと思います。

 

不調が続いているなら、できることは自分でやってみませんか?
試してみてもお金は特にかかりません。

 

そのためのコツを、葉っぱが自身の体験をもとにサイトにアップしていきますので参考になればうれしいです。

なお、葉っぱはこのサイトにて、あくまでも健康法の1つとしての西式甲田療法をおススメしています。なので、おススメの対象は、病名はつかないけど体調が思わしくない方です。すでに治療を受けられている方や闘病中の方は、独自で判断せず、きちんと医師の判断を仰いでくださいね。