食の断捨離

あやしい食事療法?マイナスの栄養学「西式甲田療法」が教えてくれた、豊かな時代の「食の断捨離」の重要性。

あやしい食事療法?マイナスの栄養学「西式甲田療法」が教えてくれた、豊かな時代の「食の断捨離」の大切さ。

2017年の夏からゆるっと西式甲田療法を実践中の葉っぱ(@kikaku)です。

 

大きな病気はしていませんが、数々の不調に悩んできました。小さな不調とはいえ、冷えや血行不良、腰痛などは毎日の生活にダイレクトに影響します。

朝起きるのがつらい、電車通勤がつらい、毎日のデスクワークがつらい、睡眠の質がわるい、気力がない、体力がない、体が重い…。

 

もともと運動を心がけてジムにも通っていましたし、腰痛があったので接骨院などもこまめに通っていました。ときには外食やインスタント食品を食べても、食生活についてもそれなりに気をつかっていたつもりでした。

 

なのに、35才を過ぎてからの怒涛の体調悪化のはじまり…。

 

健康について改めて考え直し、生活全般さらにいろいろと見直しを行って多少はよくなってきたものの一進一退という感じで劇的に改善することはなく、これが年を取るということなのかな?と思っていました。

 

でもよくよく周りを見てみれば、もっと年上の人生の先輩は葉っぱよりももっと元気に毎日を楽しんでいるのです。

 

今思えば、もっと根本的な見なおしが必要だったのですが、当時そこまでの情報にたどり着くことができませんでした。あまり一般的ではない情報だったからです。

 

葉っぱの場合、西式甲田療法の本を読むことでようやく何が問題なのかがわかりました。

「医食同源」、食を変えることの劇的な効果。

葉っぱは西式甲田療法を知るまでに、2回の食事制限(ベジタリアンに近いナチュラル・ハイジーンと動物性タンパク質OKの糖質制限)にチャレンジしていましたが、結果はどちらも上手くいきませんでした。

もちろん、やり方がうまくなかったこともあったと思いますので、上手くいく人もいると思うので否定しているわけではありません。

 

ナチュラル・ハイジーンには多少の効果を感じていたものの、期間が長くなるにつれて効果よりも食事制限のつらさが増してしまったこと。

糖質制限についてはただの肉食解禁になってしまって、しだいに食事の量がセーブできなくなりさらなる体調不良を招いてしまいました。

経験した2つの食事制限と結果

ナチュラル・ハイジーン
(ベジタリアンに近い食事)
糖質制限
(動物性タンパク質中心・炭水化物減)
  • 常用していた漢方薬と手がきれた
  • 徐々に良くなっている感覚はあった
  • 便の出がわるくガスも頻繁に
  • 食事制限のつらさが募り断念
  • 体重が減る効果は感じず
  • 冷えの症状が強くなり食欲が増加
  • 食欲の増加にともない体重増加
  • 花粉症の症状の悪化

※あくまでも葉っぱが自己流にやった結果です。

 

ところが西式甲田療法をはじめてからは3か月もしないうちに劇的に体が変化。効果が目に見えて現れたので、自分でも本当にびっくりでした。

西式甲田療法をはじめて3か月以内の変化(葉っぱの場合

  • 体重減(マイナス10キロ)
  • 排便の回数と量の激増(1日2~3回が当たり前に)
  • 筋肉の再構築(はじめは筋肉の強張りが落ちていくような感覚がありそのあとやわらかい筋肉がついた)
  • 体が軽く、ときおりスガスガしさを感じるように
  • 首のコリの緩和

完全な西式甲田療法の食事をできたことはほとんどなく、1品自分の好きなものを食べたりオヤツを食べたりもしましたが、なるべく近い食事を心がけたレベルでもこれだけの効果がありました。

 

西式甲田療法は、ナチュラル・ハイジーンと同じく動物性タンパク質を減らしてプラントベースのホールフード(植物性で未精製食品)をすすめているのですが、結果がこんなにも違ったものになったのには、これらの理由かなと思います。

西式甲田療法で効果を感じた理由

  • 西式甲田療法は食事だけでなく、運動や入浴方法などその他についての指導もあること。
  • ナチュラル・ハイジーンでおすすめされていたレシピや食材は手に入りにくく、結局自己流になってしまったこと。
  • ナチュラル・ハイジーンでは朝のフルーツがおすすめされているが、温かい時期はいいものの、寒い時期はつらいこと。(西式甲田療法ではそもそも朝ご飯ヌキがすすめられているので気にならなかった。)
  • ナチュラル・ハイジーンでは食事はお腹いっぱい食べてよかったこと。(葉っぱは食いしん坊なため食べ過ぎの傾向アリ)
  • 西式甲田療法では腹七、八分を目指して食べ過ぎないことを心がけたこと。
  • ナチュラル・ハイジーンではサラダで食べることが多かった生野菜が、西式甲田療法ではドロ(すりつぶした)状態で食べることで吸収がよくなり、生野菜の食べる量がかなり多くなること。

 

動物性タンパク質を控えているのに健康への効果があまり感じられないと思っているひとは、運動が足りているか・量を食べ過ぎてないか・生野菜をバランスよくとっているか・ホールフード(未精製品)でとっているかをチェクしてみるといいと思います。

とくに、糖質をホールフード(未精製品:白米⇒玄米にするなど)で食べるかどうか、野菜を加熱or生で食べるかについての効果の違いはかなりあるように葉っぱは感じます。

 

医食同源は間違いありませんが、何をどれだけ食べるかも大きな違いを生むようです。

腹八分は正しい。「食」の質と量を見なおす。

西式甲田療法を知るまで、食いしん坊の葉っぱは食欲が強いことが悪いことだと思ったことはまったくありませんでした。むしろ胃腸が元気な証拠!と思ってました(^-^;

 

でも今はわかります。食べ過ぎは本当に健康によくありません!

 

昔から言われているように腹八分は正しいのです。西式甲田療法では腹七分とまで言われています。

食べ過ぎが及ぼす影響

  • 胃腸への大きな負担とともに肝機能が低下
  • 宿便(体内のゴミのようなもの)がたまって血液が汚れる

参考:『マンガでわかる西式甲田療法』(甲田光雄・赤池キョウコ著/マキノ出版/2008)

免疫学で有名だった新潟大学大学院教授の故・安保徹氏も以下のように述べています。

栄養をたくさん摂取している人の場合、マクロファージがコレステロールなども処理して分解し、血管を掃除して動脈硬化を防いでくれたりします。

しかし、処理能力を超えるほど食べ続けると、マクロファージは泡沫(ほうまつ)細胞となって血管壁に沈着し、ついには動脈硬化を進めます。

『奇跡が起こる「超少食」』(全国健康むら21ネット著/マキノ出版/2007)
第3章 医師の解説1 少食を心がければ免疫力が高まり、病気にならない体に変わる
◇たくさん食べている人ほど病気になりやすい P210より

 

つまりマクロファージが元気だと免疫が強くなって体も元気になるのに、食べ過ぎてしまうとそのマクロファージがただの栄養処理係になってしまって、本来の機能を発揮できなくなるというわけです。もったいない!

 

少なく食べるためには、食の「質」を高めることが一番です。
そのためには白米⇒玄米にするなど、ホールフード(未精製品)で食品をとることが重要なんですね。

 

同じ茶碗一杯のごはんを食べても、白米と玄米では栄養価が全然違いますし、同じ栄養価をとろうと思えば白米の場合はオカズを追加しなければいけなくなりますので、当然食事の量がムダに増えてしまいます。

西式甲田療法では、玄米・生野菜汁(ドロ)・豆腐・ゴマ・コンブ粉を1食として一日2食で十分だと述べていますが、これは実践している葉っぱも実感しています。(ついついほかのモノも食べてしまいますが…)

豊かな時代の「断捨離」の必要性。

そんなに少なくて平気なの?と思いますが、生野菜を汁もしくはドロの状態で必要量とること玄米をたべることがとくにミソだと思っています。

加熱した野菜とちがって、生野菜を食べるとものすごくお腹がふくれて食欲が落ち着くんですよね。そして玄米も栄養価が高い!

また、白米⇒玄米のようにホールフード(未精製食品)にしても、同じことが言えます。
葉っぱの場合、白米だといくらでも食べられてしまいますが玄米だとよく噛まないといけないこともあり、白米ほど食べ過ぎないですみます。

 

現在は昔と比べて食べ物の品数は豊かで調理方法もさまざまですが、食べやすさや美味しさを基準につくられているものが多くて栄養面が不足している食品が多いです。

加工食品には体には不要な添加物がいっぱい含まれています。

 

また、農薬や化学肥料を使ってつくられた野菜は昔の野菜よりも栄養が減っています。

一般に販売されているほうれん草のビタミンCは、50年前に比べてほぼ1/3、鉄分は1/6以下にまで低下しています。

ビタミンやミネラルが減少した原因のひとつには大量生産による土壌のミネラルが減っていることも影響しています。

『その調理、9割の栄養捨ててます!』(東京慈恵会医科大学付属病院栄養部監修/世界文化社/2017)

 

これだけ栄養価が減っていると言われている野菜を、さらに加熱調理したり口当たりをよくするために栄養価の高い皮や根などの部分を捨てて食べるよりは、生でしかとれない酵素やビタミンがある生野菜として食べるほうが効率的です。

ドロや汁の状態にして食べると食べにくい皮の部分なども比較的気にせずに食べることができます。

 

加熱すると増える栄養もありますが減る栄養素もありますので、トータルで考えると生にしかない酵素やビタミンが多い状態で食べるほうが体にはいいと思います。

なるべく自然に近い状態で食べることが、人にもやさしい食事と言われています。

 

食べる量を減らすためには、食べ物の「質」を高くしなければいけませんよね。その点から食べるものを見直すと、糖質ばっかりの食べ物や脂質ばっかりの食べ物をとるムダがよく理解できるようになります。

 

断捨離はモノを減らして少数精鋭にすることで、部屋の空間を生み出して新しい運気を家や部屋に呼び込みます。

同じように食も断捨離して「質」の高い食べ物=少数精鋭の食べ物を体に取り入れれば、体内のマクロファージが活性化して免疫力も高く元気になれます!

 

健康に悩んでいるひとは、ぜひ「食の断捨離」を検討してみることをおススメします!

 

もちろん、体の栄養を満たす食事だけでは心の栄養が満たされなくてツラくなってしまいがちです。食生活の改善は長く続けられてこそ効果があります。ムリをすると反動がきてしまいますので、自分のココロとカラダの様子をみて取り組んでみてください。

わたしは、週1回はなんでも食べてもいい日にして、あとはストイックにがんばれるようになることを目標にしています!(はい、目標はまだ完全に達成できていません。。。)

 

 

はじめのうちは、週に数回の少食をこころがけてみるといいと思います。習慣化してくると体が慣れて食欲も落ち着いてきますので、できそうになったら少しずつ回数を増やしていくといいと思いますよ。